Column 家づくりコラム
沖縄で木造住宅を建てる場合の坪単価はどのくらい?木造住宅がおすすめな理由も解説
沖縄で木造住宅を建てる場合の坪単価はどのくらい?木造住宅がおすすめな理由も解説
2025.12.26

「沖縄で家を建てたいけれど、木造だと費用はどのくらいかかるのだろうか?」
「台風が多い沖縄で木造住宅を選んでも大丈夫なのだろうか?」
沖縄での家づくりを検討する際、上記の不安を抱く方は少なくありません。鉄筋コンクリート造(RC造)が主流の沖縄ですが、近年は技術の進歩により、コストを抑えられる木造住宅への注目が高まっています。
本記事では、沖縄の木造住宅の坪単価相場や、RC造と比較した際のメリット・デメリットを詳しく解説します。また、最新の台風・シロアリ対策や、お得な移住支援金制度の情報も紹介します。
もし、沖縄で理想の住まいを実現したいとお考えなら、ぜひ一度「クレバリーホーム」へご相談ください。
沖縄の木造住宅の坪単価とは?

沖縄の木造住宅の平均的な坪単価と、坪数ごとの諸費用の目安を詳しく解説します。
- 沖縄の木造住宅の平均坪単価
- 【坪数別】沖縄の木造住宅の建築費用目安
沖縄で木造住宅を検討する際、まず気になるのが「坪単価」ではないでしょうか。全国平均と比較して沖縄の相場がどのような位置づけにあるのか、また具体的な費用の内訳を知ることは、予算計画を立てるうえで重要です。
沖縄の木造住宅の平均坪単価
沖縄県内で木造住宅を建てる場合の坪単価は、全国平均と比較してやや高めの傾向にあります。国土交通省の調査によると、沖縄の木造住宅の平均坪単価はおおよそ86.8万円前後とされています。
全国の平均坪単価である81.1万円よりもやや高額なのは、沖縄では建築資材の多くを県外からの海上輸送に頼っているため、輸送コストが上乗せされるのが主な要因です。また、厳しい気象条件に耐えうる頑丈な構造や仕様が求められる点も、建築費用を押し上げる理由の一つです。
【坪数別】沖縄の木造住宅の建築費用目安
坪単価を86.8万円とした場合、木造住宅の建築費用目安は以下のとおりです。
| 坪数 | 建築費用の目安 |
| 25坪 | 2,170万円 |
| 30坪 | 2,604万円 |
| 35坪 | 3,038万円 |
| 40坪 | 3,472万円 |
住宅を購入する際は、建築費用に加えて諸費用と付帯工事費も予算に加えておかなければなりません。一般的に、諸費用は建築費の10~12%、付帯工事費は建築費の20〜30%とされています。
例えば、坪単価を86.8万円とした場合、30坪の住宅であれば本体価格は約2,604万円となりますが、総予算は3,000万円以上を目安にする必要があります。
また、地域や依頼するハウスメーカーによっても坪単価には開きがあります。離島エリアではさらに輸送費がかさむ場合もあるため、事前に見積もりを取り、詳細な内訳を確認してください。
沖縄の木造住宅とRC造の比較

以下の3つの視点から木造とRC造を比較します。
- 木造住宅とRC造それぞれの特徴
- 木造住宅とRC造の坪単価の違い
- 固定資産税・メンテナンス費用の違い
沖縄の住宅事情といえば、古くから台風に強いRC造が選ばれてきました。しかし、近年では木造住宅の性能も飛躍的に向上しています。
木造住宅とRC造それぞれの特徴
木造住宅とRC造には、それぞれ異なる強みがあります。
木造住宅の特徴は、調湿性と断熱性に優れている点です。木材が湿度に合わせて水分を吸収・放出するため、高温多湿な沖縄でも室内を快適に保ちやすくなります。
一方、RC造(鉄筋コンクリート造)は、圧倒的な耐久性と重量による耐風性が魅力です。強風でも建物が揺れにくく、シロアリ被害のリスクも低いという特性を持っています。
どちらが優れているか一概には言えず、予算や重視するポイントに合わせて慎重に検討する必要があります。
なお、RC造の具体的なメリットや、沖縄で選ばれ続けている理由を知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
沖縄でRC住宅が選ばれている5つの理由|建てる際の注意点やハウスメーカーの選び方を解説
木造住宅とRC造の坪単価の違い
両者の建築費用には明確な差があり、予算計画に大きく影響します。
木造住宅の坪単価は約86.8万円程度であるのに対し、RC造は130万円前後となるケースが多く見られます。
両者の価格差の要因は、材料費だけでなく、施工の複雑さや工期の長さです。RC造はコンクリートを乾燥させる期間が必要なため工期が長く、その分人件費もかさみます。
対して木造は工程がシンプルで工期が短く済むため、トータルの建築コストを大幅に抑えることが可能です。
固定資産税・メンテナンス費用の違い
家づくりでは初期費用だけでなく、住み始めてからの「ランニングコスト」も比較する必要があります。特に固定資産税は、建物の構造によって税額が大きく異なります。
RC造は法定耐用年数が47年と長く設定されているため、建物の評価額が下がりにくく、固定資産税が高い状態が長く続くのが特徴です。
一方、木造住宅は法定耐用年数が22年であり、年数の経過とともに評価額が下がるため、RC造に比べて税負担を軽くできる傾向にあります。
また、メンテナンス費用も考慮が必要です。RC造は外壁塗装や防水工事が高額になりがちですが、木造住宅も定期的な防蟻処理(シロアリ対策)や外壁メンテナンスが欠かせません。構造や使用材料によって維持費は異なるため、事前の確認が必要不可欠です。
沖縄で木造住宅が選ばれている5つの理由

沖縄で木造住宅が支持される具体的な5つの理由を深掘りして解説します。
- RC造より建築コストを抑えられる
- 工期が短いため早く入居できる
- 断熱性・調湿性に優れ沖縄の気候に適している
- 間取りの自由度が高くリフォームしやすい
- 技術の進歩で台風・シロアリ被害に強くなった
「沖縄といえばRC造」との常識は、今や過去のものになりつつあります。コストパフォーマンスの高さや技術革新により、あえて木造住宅を選ぶ人が増えています。
RC造より建築コストを抑えられる
沖縄で木造住宅が選ばれる理由は、建築コストの安さにあります。前述の通り、RC造と比較して坪単価で数十万円、総額では数百万円から一千万円近く費用を抑えられるケースも珍しくありません。
浮いた予算を他の部分に回せるのは大きなメリットです。例えば、キッチンのグレードを上げたり、こだわりの家具を揃えたり、あるいは外構工事を充実させたりと、理想の住まいづくりにより多くの資金を配分できます。
また、住宅ローンの借入額を減らすことで、月々の返済負担を軽減できる点も魅力です。子育て費用や老後資金など、将来のためにお金を残しておきたいご家庭にとって、初期費用を抑えられる木造住宅は合理的で経済的な選択でしょう。
工期が短いため早く入居できる
木造住宅は、RC造に比べて工期が短いのが特徴です。
RC造の場合、コンクリートの打設や養生に時間がかかるため、着工から完成まで半年から1年近くかかることが一般的です。一方、木造住宅であれば、早ければ4ヵ月から6ヵ月で完成し、入居が可能になります。
工期が短いことは、単に早く新居に住めるだけでなく、金銭的なメリットも生み出します。仮住まいの期間が短縮されるため、その分の家賃や駐車場代などのコストを削減可能です。
また、入学や転勤などのタイミングに合わせて引越しを計画している場合、工期が読みやすい木造住宅のほうがスケジュール調整をしやすくなります。スムーズな新生活のスタートを切るために、工期の短さは重要な要素となります。
断熱性・調湿性に優れ沖縄の気候に適している

高温多湿な沖縄の気候では、木造住宅がもつ自然の調湿機能は魅力です。木材は空気中の湿度が高いときには水分を吸収し、乾燥しているときには放出する「呼吸する素材」とされています。
木材の働きにより、ジメジメした梅雨の時期でも室内を比較的サラッとした快適な状態に保ちやすくなります。
また、木材はコンクリートに比べて熱伝導率が低く、断熱性に優れているのも特徴です。外気の熱を室内に伝えにくいため、夏場の強烈な日差しによる室温上昇を和らげる効果が期待できます。
間取りの自由度が高くリフォームしやすい
木造住宅は、柱や梁で建物を支える構造のため、壁の配置を比較的自由に決められる利点があります。開放的なリビングや吹き抜け、家事動線を考慮した間取りなど、家族の要望に合わせた柔軟なプランニングが可能です。
また、将来的なライフスタイルの変化に対応しやすい点もメリットです。子どもが成長して部屋を区切りたくなったり、老後にバリアフリー化が必要になったりした場合でも、木造であれば壁を抜くなどのリフォームが比較的容易に行えます。
技術の進歩で台風・シロアリ被害に強くなった
かつて「沖縄の木造は台風やシロアリに弱い」といわれた時代もありましたが、技術が大きく進歩し、以前の常識は覆されています。
台風対策に関しては、構造計算に基づいた耐震・耐風設計が標準化され、強風に耐えるための専用金物や、飛来物で割れにくい合わせガラスの採用などが進んでいます。
屋根の形状も、風を受け流しやすい陸屋根(平屋根)や寄棟屋根を採用することで、被害リスクを大幅に低減できるようになりました。
シロアリ対策も、土壌への薬剤散布だけでなく、ベタ基礎による侵入防止や、加圧注入材(防蟻成分を染み込ませた木材)の使用など、徹底した対策が講じられています。
沖縄移住を検討している方には移住支援金制度がおすすめ

もし県外から豊見城市を含めた沖縄県への移住を検討しているなら、行政の支援制度を活用できる可能性があります。
沖縄県が実施している移住支援金制度は、東京圏から沖縄県の特定の市町村に移り住む方を経済的に応援する制度です。
具体的には、東京23区に在住していた、または東京圏から23区へ通勤していた方が対象となります。沖縄県内で条件に合う仕事に就職したり、起業したりすることで支援金が支給されます。
支給額は、2人以上の世帯で最大100万円、単身者の場合で最大60万円です。さらに、18歳未満の子どもを帯同して移住する場合は、子ども1人につき最大100万円が加算されるケースもあります。
沖縄でハウスメーカーを選ぶ際の3つのポイント

沖縄でハウスメーカーを選ぶ際の3つのポイントを紹介します。
- 沖縄の気候・風土に精通しているか確認する
- 木造住宅の施工実績と技術力をチェックする
- アフターサービスと保証内容を比較する
沖縄での家づくりを成功させるためには、パートナーとなるハウスメーカー選びが何より重要です。本土とは異なる気候風土をもつ沖縄だからこそ、独自の視点で業者を見極める必要があります。
沖縄の気候・風土に精通しているか確認する
沖縄で家を建てるなら、沖縄特有の気候風土を熟知しているハウスメーカーを選ぶことが必須条件です。猛烈な台風の風圧に耐える構造計算ができるか、湿気や塩害から家を守るための具体的な対策をもっているかを確認してください。
全国展開している大手メーカーであっても、沖縄の事情に詳しい担当者がいるか、あるいは沖縄専用の仕様を用意しているかをチェックするのが大切です。
地元の気候を知り尽くした業者であれば、長く安心して住める家づくりの強い味方となるでしょう。
木造住宅の施工実績と技術力をチェックする
沖縄ではRC造が主流だった歴史があるため、木造住宅の施工実績が少ない業者も存在します。そのため、依頼しようとしている会社が、沖縄県内でどれくらいの木造住宅を手がけてきたかを確認するのが重要です。
施工実績が豊富な会社は、過去の経験から台風被害の傾向や、経年劣化の進み具合などのデータを蓄積しており、それを踏まえた対策を講じられます。
Webサイトで施工事例を見たり、実際に建てられたモデルハウスや完成見学会に足を運んだりして、仕上がりの品質を自分の目で確かめてみましょう。
アフターサービスと保証内容を比較する
家は建てて終わりではなく、住み始めてからのメンテナンスが重要です。特に台風が多い沖縄では、暴風による飛来物で窓が割れたり、外壁が傷ついたりするトラブルが発生するリスクがあります。緊急時に迅速に対応してくれるサポート体制があるかを確認してください。
また、シロアリ保証の期間や内容も比較すべきポイントです。一般的には5年や10年の保証がつきますが、更新時の費用や点検の頻度も事前に聞いておくことをおすすめします。
長期的な視点で、建物の資産価値を維持するための定期点検計画がしっかりしている会社を選びましょう。
沖縄で木造住宅を建てるならクレバリーホームへご相談ください

沖縄でマイホームの購入を検討している方には、コストパフォーマンスに優れ、高温多湿な沖縄の気候にも適した木造住宅がおすすめです。浮いた予算で生活を豊かにし、家族との時間を大切にする住まいを実現できます。
もし、沖縄で台風に強く、快適な木造住宅を建てたいとお考えなら、ぜひ「クレバリーホーム」へご相談ください。私たちは沖縄の気候風土を知り尽くし、独自の技術で安心・安全な住まいを提供しています。