Column 家づくりコラム
沖縄の暑さ対策8選!家の内側から外側まで暑いもの知らず!
沖縄の暑さ対策8選!家の内側から外側まで暑いもの知らず!
2025.09.29

「沖縄で家を建てる際に暑さ対策は必要?」
「暑さ対策って、何から始めればいいんだろう…」
沖縄で家の購入を検討している方の中に上記のように検討している方はいませんか。
この記事では、沖縄で暮らしていく中で、必要な暑さ対策を詳しくご紹介しています。沖縄で快適に暮らしたいと検討している方はぜひご参考ください。
なお、クレバリーホームでは、沖縄の暑さに強い家づくりをしています。また、移住コンシェルジュが常駐しているので、沖縄への移住も安心です。
沖縄の注文住宅にお困りであれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
沖縄における家の暑さ対策8選

沖縄の家の暑さ対策を8つに分けてご紹介します。
- 木造住宅に住む
- アマハジを設置する
- 風の通り道を確保する
- 木材の調湿作用を利用する
- 断熱材を敷き詰める
- 遮光・遮熱する工夫を取り入れる
- 空気層を設けて熱を室内に入れない
- 屋上や庭を緑化する
上記8つの対策を講じることで、暑さを軽減しながら快適に過ごせるでしょう。
木造住宅に住む
木造住宅は、RC造住宅と比べて暑さを感じにくい傾向があります。
木材は多孔質で空気を含むため熱伝導率が低く、断熱性に優れています。また、木材の調湿効果により室内の湿度を適切に保てるため、空調設備に頼らず快適に過ごせます。
さらに、結露の抑制や乾燥防止の効果も期待できるのが、木造住宅のメリットです。
アマハジを設置する
アマハジは、沖縄の伝統的住宅に見られる庇(ひさし)のように大きく張り出した軒下空間で、母屋の周囲を囲む形で設けられています。
日差しを遮り室内への熱の侵入を防ぐ役割に加え、風通しを確保する機能もあります。
軒下の広い空間は風の通り道となり、湿気がこもりがちな室内に涼しい空気を送り込み、快適な環境作りには有効です。
風の通り道を確保する
室内に風の通り道を設けることで住宅の換気効率が高まります。
アマハジなどの軒下空間や窓の配置、家具のレイアウトを工夫することで、涼しい風が室内を循環し、暖かい空気が効率的に排出されます。
複層階建ての住宅では、吹き抜けを活用することで自然の気流を利用した換気が可能です。
木材の調湿作用を利用する
木材の調湿作用とは、木材が周囲の空気中の湿度に応じて、水分を吸収したり放出したりする働きです。
建材に使用すると、自然に調湿作用が発揮されます。エアコンや除湿機を使わないため、ランニングコストがかからず経済的です。
木材を建材に使う他に、家具や内装材に使用すれば、湿度が高い時でも、空調に頼らない湿度コントロールを勝手に行ってくれます。
そのため、木造住宅の特性を活かした住まい方として有効です
断熱材を敷き詰める
断熱材は熱が伝わるのを防ぐため、住宅の床や壁、天井や屋根に敷き詰めることで断熱性能を高められます。
断熱材とは、冬に家の中の熱を逃さないために使用される印象ですが、夏に冷暖房の効率を高めるためにも有効です。
夏の暖かい空気が室内に侵入してこないので、真夏日でも室内を快適に過ごせるようになります。
遮光・遮熱する工夫を取り入れる
太陽光の熱を抑えるためには遮光と遮熱の工夫が効果的です。
遮熱は、太陽の光を反射することで、熱の侵入を防ぐ方法です。素材の表面に特殊な塗料やフィルムを施し、太陽光のエネルギー近赤外線を跳ね返すことで効果を発揮します。また、厚手のカーテンやブラインド、アマハジも遮光による暑さ対策の一つです。
一方、遮熱は太陽光を反射させることで、室温の上昇を抑えます。遮熱塗料や遮熱フィルムを屋根に設置すれば、太陽光で室内が暖められるのを防止できます。
空気層を設けて熱を室内に入れない
空気は、固体や液体と比べて熱を伝えにくい性質を持っているため、二重壁や二重屋根を設置して空気層を作ることで熱の侵入を防げます。
複層ガラスは、窓ガラスを二枚に重ね、その間に乾燥した空気を封入するので、窓から伝わる熱を遮断できます。
なお、RC造、木造住宅のどちらの住宅でも取り入れられる対策です。
屋上や庭を緑化する
屋上や庭を緑化することで、建物の温度上昇を抑え、ヒートアイランド現象を緩和できます。
屋上緑化は屋根に植物を植えることで断熱効果を生み、枝葉が直射日光を遮るため、特に蓄熱性の高いコンクリート造の建物に有効です。
また、庭の緑化は地面の表面温度を下げ、夜間の熱気の上昇も抑えられます。緑化によって庭を通る風が涼しい空気を運び、室内環境を快適に保つのにも効果的です。
沖縄における家の寒さ対策2選

沖縄の暑さ対策を紹介してきましたが、ここからは寒さ対策を2つご紹介します。
- 床を温める
- 冷気を遮断する
沖縄は例年12月下旬から2月上旬にかけて寒くなり、大陸からの冷たい季節風が吹くため、気温がさがるため、それぞれ対策が必要です。
床を温める
室内の冷気は下に溜まり、暖かい空気は上へ移動するため、足元を温めることが快適な室温を保つ鍵となります。
足元が冷えたままだと血管が収縮し、体温が下がりやすくなります。
そのため、ラグや電気カーペットを活用すると、足元の保温が可能です。血流が促進されることで手足や体の末端まで温まるため、体温低下に効果的です。
冷気を遮断する
窓や扉などの外からの空気が入りやすい場所からの冷気を遮断すれば、寒さ対策できます。
窓のカーテンを断熱カーテンにしたり、扉を二重扉にして空気層を作ることで、外からの冷たい空気の遮断が可能です。
また、窓や扉付近に暖房器具を設置するのも効果的です。外から入ってきた空気を暖房器具で暖めた空気で遮断するので、暖かい室内空間を作れます。
窓や扉は隙間風が入りやすい部分です。隙間テープを貼ると、隙間風を防げます。
移住支援金制度について

沖縄県が提供する移住支援金制度は、東京圏から沖縄県の特定の市町村(令和7年度は伊江村、国頭村、本部町)へ移住する人を対象にした支援制度です。
東京23区に居住または通勤している人が、沖縄で条件に合う仕事に就くか、自ら事業を立ち上げると受給できます。支給額は一人暮らしで60万円、家族で100万円、18歳未満の子どもがいる場合は一人につき最大100万円が追加で支給されます。
条件を満たせば、将来的に沖縄で暮らしたい家族にとって大きな経済的支援となります。移住支援金をもっと知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【東京圏から移住をお考えの皆様へ】移住支援金制度のご案内
まとめ|沖縄で暑さ対策バッチリの注文住宅を建てるならクレバリーホームがおすすめ

沖縄での快適な暮らしには、暑さや寒さに対応した住宅設計が欠かせません。
木造住宅の調湿効果やアマハジ、断熱材、空気層、緑化などの工夫で室内環境を快適に保てます。寒さ対策としては、床の保温や冷気の遮断が有効です。
また、移住支援金制度を活用すると、経済的にも安心して沖縄で暮らせます。
多くの暑さ対策が施された注文住宅を建てようと思っていましたら、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
なお、クレバリーホームでは、沖縄の暑さに強い家づくりをしています。また、移住コンシェルジュが常駐しているので、沖縄への移住も安心です。
沖縄の注文住宅にお困りであれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。