Column 家づくりコラム
自然素材の家から感じる温もりの正体に迫る!温もりの裏には家を守る役割が!
自然素材の家から感じる温もりの正体に迫る!温もりの裏には家を守る役割が!
2025.09.30

「沖縄で自然素材を使用した家を建てたい」
「自然素材について詳しく知りたい」
沖縄での暮らしに憧れを抱きつつも、上記のような不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、沖縄で住宅を建てようと思っている方に向けて、自然素材の家を紹介します。また、自然素材の家から感じる温もりや自然素材の家の特徴もあわせて解説します。
自然素材に興味がある方は、ぜひご参考ください。
なお、クレバリーホームでは、沖縄の災害や気候に強い家づくりをしています。また、移住コンシェルジュが常駐しているので、沖縄への移住も安心です。沖縄の注文住宅にお困りであれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
自然素材の家とは?

自然素材の家とは、建材に化学物質をほとんど含まない、天然の素材を主に使用した住宅のことです。
代表的な自然素材は、木材、土、和紙、石、漆喰(しっくい)などで、住宅の建材としても幅広く使われています。
自然素材の家が誕生したきっかけは、社会問題が関係しているシックハウス症候群です。
建材に含まれる微量の化学物質が徐々に体内に蓄積し、個人の許容量を超えると、アレルギーや身体の不調が現れる症状です。
建材の化学物質の基準値が厳罰化されたことで、自然素材の家に注目が集まりました。
自然素材の家から感じる温もりと役割

自然素材は、家から感じる温もりや物理的な暖かさだけではなく、心身の健康や精神的な安らぎにも繋がる素材です。
自然素材が持つ独特の質感や香りは、住む人に心地よさを与え、更なる温もりを与えてくれます。
木材の香りは科学的にも証明され、リラックスやストレス軽減などの効果があります。
また、木材は熱伝導率が低いため外気の熱を室内に伝えにくい性質です。
特に冬は外気が冷たくなりますが、木造住宅に住んでいると冷たい空気が伝わってこないので、温もりを感じられます。
自然素材の家のメリット3選

ここからは自然素材のメリットを3つに分けて解説していきます。
- 自然素材のタイルは美観を保ち続ける
- 健康的な暮らしができる
- 多くの機能性を持っている
自然素材の家を検討している方はご参考ください。
自然素材のタイルは美観を保ち続ける
外装に使われるタイルは、家の顔でもあるので美観を長年保ち続けられます。
自然素材のタイルの性質は山や岩と同じで、気象条件による劣化や変色がありません。また、夏の強い日差しに照らされても、美観を保ち続けてくれます。
石などの自然素材のタイルは、擦り傷や掻き傷がつきにくい硬度が特徴です。
なお、クレバリーホームでは、自然素材を高温で焼き固めたタイルを使った住宅づくりを行っています。
長年に渡り、住宅を守るクレバリーホームの家を検討してみてください。
健康的な暮らしができる
自然素材の家は、単に見た目が美しいだけでなく、以下3つの健康にもよい影響を与えます。
- シックハウス症候群の予防
- 木材には調湿作用
- 心身のリラックス効果
自然素材は化学物質をほとんど含まないため、シックハウス症候群を予防できます。
木材には、室内を快適な湿度に保ち、カビやダニの発生を抑制し、喘息やアレルギーのリスクを減らすことができます。
また、安らぎと温もりを感じられるため、ストレスを和らげられるのが特徴です。
多くの機能性を持っている
自然素材の家は以下のような機能を備えています。
- 蓄熱効果
- 調湿作用
- 消臭性など
蓄熱効果は、物質が熱を蓄える性質があり、熱を蓄えやすい素材は、冷めにくいというのが特徴です。
また、土や石、漆喰などは調湿効果を持っているので、室内の湿度を一定に保ってくれます。
消臭性は「多孔質(たこうしつ)」の構造により、空気をきれいに保つ役割を果たします。
自然素材の家のデメリット3選

自然素材の家には以下3つのデメリットがあります。
- コストと工期がかかる
- メンテナンスが必要になる
- 品質にばらつきがある
デメリットを理解すれば、自然素材の家を建てる時に気をつけられるようになるので、参考にしてください。
コストと工期がかかる
家づくりでは、理想のデザインや性能を追求するほどコストや工期が増える傾向です。
土地の条件や建物の構造、使用する素材、設備のグレードによって費用や期間は大きく変わります。
あらかじめ予算とスケジュールの目安を立て、優先順位を整理しておくことで、途中の追加費用や遅れを防ぎやすくなります。
余裕を持った計画を立てれば、安心感を保ちながら理想のマイホームづくりを進められるでしょう。
メンテナンスが必要になる
家を建てた後は、長く快適に暮らすために定期的なメンテナンスが欠かせません。
外壁や屋根、給排水設備、シロアリ対策などは、気候や使用年数に応じて点検や修繕が必要です。
特に沖縄のような高温多湿・台風の多い地域では、劣化の進行が早まる場合があります。
計画の段階からメンテナンス費用や時期を見込んでおくことで、将来的な負担を抑え、安心して住み続けられる環境を保てます。
品質にばらつきがある
家づくりに自然素材を取り入れる場合、木材や石材など一つひとつの素材が持つ特性や風合いが異なるため、同じ部位でも色合いや質感にばらつきが生じる場合があります。
自然素材ならではの魅力でもありますが、完成後に「思っていた仕上がりと違う」と感じる要因にもなり得ます。
あらかじめ自然素材の特性や経年変化を理解し、サンプルや施工例を確認しておくことで、納得感のある仕上がりに近づけられます。
自然素材の家に使われる建材2選

ここでは、外装・内装と接着剤・塗料の2つに分けてご紹介します。
- 外装・内装
- 接着剤・塗料
各部分で使われている自然素材が異なりますので、それぞれ詳しく解説します。
外装・内装
外装の壁に使われる自然素材は、漆喰や珪藻土です。
漆喰は、消石灰を主成分とし、調湿性や消臭性に優れています。白い壁は清潔感があり、独特の風合いを持つのが特徴です。
珪藻土は、植物プランクトンの化石からできた土で、漆喰と同様に高い調湿・消臭効果があります。多孔質であるため、空気中のニオイを吸着する機能も持っています。
また、内装にも、漆喰や珪藻土の他に木材も使用されています。
接着剤・塗料
接着剤や塗料に至るまで、自然素材が使われています。
接着剤に使われる自然素材は、主に植物や動物由来の成分である「にかわ」や「でんぷんのり」です。
にかわは、動物の骨や皮から作られる接着剤で、古くから家具や楽器の製造に使われています。
でんぷんのりは、米や小麦などのデンプンを原料としています。安全性が高く、障子の紙貼りなどに使われます。
塗料に使われる自然素材は、主に植物由来の油分や色素である「植物油」や「天然顔料」です。
植物油は、亜麻仁油(アマニユ)などを主成分とする塗料で、木材の保護や色付けに使われます。
天然顔料は、鉱物や土、植物などから採取された顔料を使い、自然な色合いを出します。
自然素材の家と従来の家との違い

自然素材の家は、木や石、漆喰などの自然由来の材料を使用することで、温かみのある質感や経年変化による味わいを楽しめる点が特徴です。調湿や断熱といった自然素材ならではの性能が室内環境を快適に保ち、健康的な暮らしをサポートします。
一方、従来の家(工業製品中心の住宅)は品質が均一でメンテナンス性に優れ、コストや工期を抑えやすい点が強みです。
それぞれにメリットと注意点があるため、家族のライフスタイルや価値観に合った選択をすることが大切です。
移住支援金制度について

沖縄県が提供している移住支援金制度は、東京圏から沖縄県の特定の市町村(令和7年度は伊江村、国頭村、本部町)に移り住む人を応援する制度です。
これは、東京23区に住んでいるか通勤している人が、沖縄で条件に合う仕事に就いたり、自分で会社を始めたりするともらえるお金のことです。
もらえる金額は、一人暮らしなら60万円、家族となら100万円で、18歳未満の子どもがいる場合は、一人につき最大100万円が追加でもらえます。
この制度を利用するには、いくつかの条件を満たす必要がありますが、将来的に沖縄で暮らしたい中学生やその家族にとって、経済的な助けになる制度です。移住支援金をもっと知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【東京圏から移住をお考えの皆様へ】移住支援金制度のご案内
まとめ|沖縄で自然素材を使った注文住宅を建てるならクレバリーホームがおすすめ

自然素材の家は調湿・消臭・蓄熱などで心地よさを高め、木や漆喰の風合いも楽しめます。
一方でコストや工期、手入れ、品質のばらつきは理解して選ぶことが大切です。沖縄の気候や災害に配慮し、素材や工法を検討しながら、移住支援金の活用可否も早めに確認すると安心です。
なお、クレバリーホームでは、沖縄の災害や気候に強いタイルを使った家づくりをしています。また移住コンシェルジュが常駐しているので、初めての移住も安心です。
自然素材を使用したタイルが施された注文住宅を建てようと思っていましたら、ぜひ一度ご相談いただければと思います。