Column 家づくりコラム
木造とRC造で固定資産税はどれくらい違う?沖縄で家を建てる前に知りたい税負担の考え方
木造とRC造で固定資産税はどれくらい違う?沖縄で家を建てる前に知りたい税負担の考え方
2026.04.08
「木造とRC造で迷っているが、建築費だけでなく将来の税金も気になる」
「固定資産税は構造によって変わると聞いたけれど、どれくらい差が出るのか分からない」
沖縄で新築を検討している方の中には、上記のような悩みを抱えている方もいるでしょう。固定資産税は毎年かかる維持費の一つで、構造の選び方によって負担額が変わります。建てるときの費用だけでなく、住み続けるあいだのコストまで含めて比較することが大切です。
本記事では、木造とRC造で固定資産税に差が出る理由と、初期費用・維持費とあわせて見ておきたい判断軸を解説します。
沖縄での資金計画に不安がある方は、ぜひ「クレバリーホーム」へご相談ください。

目次
固定資産税の決まり方をおさらい
まずは、固定資産税がどのように計算されるのかを確認しておきましょう。仕組みを理解すると、構造による差が生まれる理由が見えてきます。
評価額×標準税率1.4%が基本
固定資産税は、土地と家屋それぞれの「固定資産税評価額」に税率をかけて計算します。標準税率は1.4%で、評価額に対してこの割合が毎年課税されるのが基本的な仕組みです。
評価額は市区町村が定めるもので、購入価格や建築費そのものではありません。家屋の場合は、後述する「再建築価格」をもとに算定されます。
家屋の評価は「再建築価格」で決まる
家屋の評価額は、「同じ建物をもう一度建てるとしたらいくらかかるか」という再建築価格をベースに算出されます。
ここで使われる資材や設備の量・グレードが、構造によって異なります。一般的に、使用する資材が多く、グレードの高い構造ほど再建築価格が高く評価されやすくなります。これが、木造とRC造で固定資産税に差が出る出発点です。
木造とRC造で固定資産税に差が出る理由
同じ床面積でも、木造とRC造では固定資産税の負担に違いが生まれます。主な理由は次の2つです。
構造による評価額の違い
RC造(鉄筋コンクリート造)は、木造に比べて使用する資材の量が多く、堅牢な構造であるため、再建築価格が高く評価される傾向があります。結果として、同じ広さでもRC造のほうが家屋の固定資産税評価額が高くなり、税負担も大きくなりやすいのが一般的です。
その分、RC造は耐久性や耐震・耐風性に優れるという利点もあるため、税負担だけで優劣を判断するものではありません。
経年による価値の下がり方の差
固定資産税の評価額は、築年数の経過に応じて「経年減点補正率」で少しずつ下がっていきます。この下がり方は構造ごとに異なり、木造のほうが早く価値が減っていくよう設定されています。
木造は比較的短い年数で評価額が下限に近づくのに対し、RC造は長い年数をかけてゆるやかに下がります。つまり、RC造は丈夫で長持ちする分、評価額が高い状態が長く続き、長期的な固定資産税の累計負担も大きくなりやすい傾向があります。
初期費用・維持費とあわせて見る判断軸

固定資産税は維持費の一部にすぎません。構造を選ぶときは、次の3つを総合的に比較するのがおすすめです。
- 初期費用:建築費・付帯工事費。一般にRC造のほうが高くなりやすい
- 固定資産税:RC造のほうが評価額が高く、累計負担も大きくなりやすい
- メンテナンス費:外壁・屋根・防蟻など、構造や仕様で大きく変わる
「建てるときは安いが維持費がかかる」「初期費用は高いが長く使える」など、構造ごとに費用のかかり方は異なります。目先の金額だけでなく、住み続ける年数を見据えた総額で考えることが、後悔しない選び方につながります。
構造ごとの費用感をより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:沖縄でRC注文住宅が選ばれる理由とは?木造住宅との違いや費用相場を解説
関連記事:沖縄で木造住宅を建てる場合の坪単価はどのくらい?木造住宅がおすすめな理由も解説
新築住宅で使える軽減措置
新築住宅には、固定資産税を軽くする軽減措置が用意されています。一定の要件を満たす新築住宅は、一戸あたり120平方メートルまでの居住部分について、建ててから数年間、家屋の固定資産税が2分の1に減額されます。
一般的な住宅では3年間、長期優良住宅の認定を受けた住宅では5年間など、住宅の種類によって減額が適用される期間が異なります(マンションなど耐火・準耐火建築物ではさらに長くなる場合があります)。
軽減措置の適用には申告が必要なケースもあり、年度によって制度内容が変わることもあります。最新の要件や期間は、建築する市町村の窓口や、依頼するハウスメーカーに確認しておくと安心です。
固定資産税でよくある質問
固定資産税についてよく寄せられる質問をまとめました。
固定資産税はいつから、いくらくらいかかりますか?
固定資産税は、毎年1月1日時点の所有者に課税され、新築した翌年度から納付が始まります。金額は土地と家屋の評価額や軽減措置の有無で大きく変わるため、一概には言えません。資金計画の段階で、おおよその目安を確認しておくのがおすすめです。
木造を選べば固定資産税は必ず安くなりますか?
一般的には、RC造より木造のほうが評価額が低くなりやすいため、固定資産税も抑えられる傾向があります。ただし、設備のグレードや延床面積によっても評価額は変わるため、構造だけで決まるわけではありません。総合的な比較が大切です。
太陽光発電や外壁のグレードでも税額は変わりますか?
家屋に固定された設備や、グレードの高い仕上げは、評価額に反映されることがあります。一方で、断熱性能や省エネ設備は光熱費の削減につながるため、税負担とランニングコストの両面で考えると判断しやすくなります。
沖縄で無理のない資金計画を立てるならクレバリーホームへ
固定資産税は、構造によって評価額や価値の下がり方が異なり、長く住むほど総額に影響します。木造とRC造を比較するときは、建築費だけでなく、固定資産税やメンテナンス費まで含めた総額で考えることが、後悔しない家づくりの第一歩です。
クレバリーホームは、沖縄の気候に合った構造と、無理のない資金計画づくりをサポートしています。「将来の維持費まで含めて、自分たちに合った構造を選びたい」という方は、お気軽にご相談ください。
費用や資金計画について詳しく知りたい方は、資料請求・モデルハウス見学・オンライン相談をご利用ください。
