Column 家づくりコラム
鉄筋と木造はどっちがいい?5つの違いやメリット・デメリットを徹底比較
鉄筋と木造はどっちがいい?5つの違いやメリット・デメリットを徹底比較
2025.11.10
「鉄筋と木造のどちらが自分に合うのか知りたい」
「安心して暮らせる家づくりのポイントを把握したい」
マイホーム計画を進める中で、上記のような悩みに直面している方は多いのではないでしょうか。
構造は家の寿命や住み心地、さらには建築コストに直結する重要な要素です。しかし、それぞれの特徴やメリットが異なり、自分たちに最適なのがどちらなのか判断するのは簡単ではありません。
マイホームは、一生に一度の大きな買い物でもあるため、決して後悔のない選択をしたいですよね。
そこで本記事では、鉄筋コンクリート造(RC造)と木造の違いを「素材」「コスト」「耐用年数」「快適性」「安全性」という5つの視点から徹底比較します。さらに、それぞれのメリット・デメリットも詳しく解説します。
もし、鉄筋と木造のどちらが良いかお悩みなら「クレバリーホーム」にご相談ください。
鉄筋と木造はどっちがいい?

長期的な資産価値を重視する場合は鉄筋、建築コストを抑えて柔軟な設計をしたい場合は木造がおすすめです。
木造は建築コストが安く、設計の自由度が高い特徴があります。一方、鉄筋コンクリート造(RC造)は耐久性・防音性・耐火性に優れているのが魅力です。
地震への強さはどちらも高い水準ですが、木造は「しなり」で揺れを吸収し、鉄筋は「剛性」で耐えるという違いがあります。そのため、それぞれの特性を理解し、ライフスタイルに合った構造を選んでください。
鉄筋コンクリート造(RC造)と木造の5つの違い

鉄筋コンクリート造(RC造)と木造の違いは、主に以下の5つです。
- 使用する素材・構造の違い
- 建築コストの違い
- 耐用年数の違い
- 断熱性・気密性・防音性の違い
- 耐震性・耐火性の違い
長期的な資産価値を重視するなら鉄筋、コストを抑えて柔軟な設計をしたいなら木造がおすすめです。
ここでは、それぞれの違いを解説します。
使用する素材・構造の違い
素材自体が軽量で加工しやすく、日本の気候風土に合った工法として知られています。さらに、自然素材ならではの調湿効果や断熱効果があり、ナチュラルな雰囲気を実現できるのが魅力です。
一方、鉄筋コンクリート造(RC造)は、鉄筋の引っ張る力に強い特性と、コンクリートの圧縮に強い特性を組み合わせた強固な構造です。さらに、気密性や防音性に優れており、高層住宅や防火地域での建築によく採用されます。
素材の違いは、住み心地や家の雰囲気に直結するため、上記それぞれの違いを参考に、好みに合わせて選びましょう。
建築コストの違い
一般的に、鉄筋コンクリート造(RC造)は木造に比べて建築コストが高くなります。特に、材料費や人件費が高額になりがちで、工期も長くなるためです。さらに、建物自体が重いため、地盤補強が必要になるケースも多く、その分コストが上乗せされる可能性があります。
対して木造は、職人による施工が中心で、比較的短い工期で完成するのが特徴です。
材料費も抑えやすく、コストパフォーマンスに優れています。また、将来的にリフォームや増改築を行う際も、木造のほうが費用を安く抑えやすい傾向があります。そのため、初期費用だけでなく、将来のメンテナンスや改修費用も含めて検討してください。
耐用年数の違い

法定耐用年数で見ると、木造は22年、鉄筋コンクリート造(RC造)は47年と定められています。
上記の数字だけを見ると鉄筋コンクリート造が圧倒的に有利に見えますが、実際の寿命はメンテナンス次第で大きく変わります。
鉄筋コンクリート造は耐久性が高いものの、コンクリートのひび割れや結露対策を怠ると劣化が進んでしまいます。また、木造であっても定期的なメンテナンスを行えば、50年以上の長期利用が可能です。
耐用年数の長さは、将来家を売却する際の資産価値にも影響を与えるため、長く大切に住み続けたい場合は、構造ごとのメンテナンス計画もあわせて確認してください。
断熱性・気密性・防音性の違い
木造で使用する木材は熱伝導率が低いため、断熱性に優れています。そのため、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住環境を作りやすいのが特徴です。ただ、遮音性は鉄筋コンクリート造に比べて低くなるため、防音材や二重サッシなどで補う工夫が求められます。
鉄筋コンクリート造は、気密性と防音性が非常に高く、騒音が気になる環境でも静かに過ごせます。一方で、熱を伝えやすく冷めにくい性質があるため、外断熱を採用したり結露対策を十分に行ったりする必要があります。
住宅の快適性は「構造+断熱材+気密施工」のトータルバランスで決まるため、素材単体ではなく全体の仕様で判断しましょう。
耐震性・耐火性の違い
鉄筋コンクリート造は、重量があり頑丈なため、揺れによる変形が起きにくい構造です。さらに、火災に対しても非常に高い耐火性能を持っています。
木造は軽量で柔軟性があり、地震の揺れを「しなり」で吸収して倒壊リスクを減らす仕組みです。火災に弱いイメージがある木造ですが、木材は表面が燃えても内部が炭化して構造強度を保つ性質があります。
現在は建築基準法により、どちらの構造でも一定の耐震性が確保されています。また、台風や地震の多い地域では、構造に関わらず耐震等級3の設計を目指すのがおすすめです。
鉄筋コンクリート(RC)造のメリット

鉄筋コンクリート造(RC造)は、耐火性能が非常に高く、万が一の火災時でも構造体の損傷を最小限に抑えられる点は大きな安心材料です。また、厚みのある壁と高い気密性により、優れた防音性を発揮するため、交通量の多い立地や市街地にも適しています。
さらに、鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造は、地震や台風などの自然災害に対しても強固です。
デザイン面では、柱のない大空間や曲線を用いた重厚感のある外観を実現でき、高級感を演出できます。法定耐用年数も47年と長く、資産価値が落ちにくいため、将来的な売却や賃貸運用を視野に入れている方にとっても有利な選択肢と言えるでしょう。
鉄筋コンクリート(RC)造のデメリット

鉄筋コンクリート造は、材料費や人件費が高額になりがちで、工期も木造より長くなる傾向があります。また、建物自体が非常に重いため、地盤が弱い土地では大規模な地盤改良工事が必要となり、追加費用が発生するケースも少なくありません。
居住環境においては、コンクリートの熱伝導率が高いため、外気の影響を受けやすく結露が発生しやすい点に注意が必要です。さらに、将来的な変更も難しく、壁が構造体となっている場合は間取りの変更や増改築が容易ではありません。
施工には高度な技術が求められるため、職人の腕によって仕上がり品質に差が出やすい点も考慮しておきましょう。
木造住宅のメリット

木造住宅は、鉄筋コンクリート造に比べて材料費や建築費を安く抑えられるため、浮いた予算を設備やインテリアに回すなど、資金計画に余裕を持たせやすいのが特徴です。
また、構造上の制約が比較的少ないため、間取りの自由度が高く、ライフスタイルの変化に合わせたリフォームや増築が容易に行えます。そのため、将来的に子供部屋を分割したり、二世帯住宅へ改修したりする場合も柔軟な対応が可能です。
自然素材ならではの温かみも魅力の1つで、木の香りや質感は住む方にリラックス効果を与えます。さらに、調湿機能も備わっているため、日本の気候風土に適した、居心地の良い空間を実現できるでしょう。
木造住宅のデメリット

木造住宅はシロアリ被害や構造体の腐食を防ぐためにも、防蟻処理や定期的な点検メンテナンスが欠かせません。また、軽量である分、台風などの強風時には揺れを感じやすく、飛来物による損傷を受ける可能性もあります。
生活音に関しては、防音性が比較的低いため、周囲の騒音が気になったり、家庭内の音が漏れやすかったりすることがあります。
火災への弱さも懸念点であり、建築地域によっては厳しい耐火基準を満たすための追加工事費用が必要です。さらに、施工品質が大工の技術力に左右されやすいため、実績のある信頼できる施工会社を選ぶことが重要になります。
鉄筋コンクリート造が向いている人の特徴

鉄筋コンクリート造は、地震や台風などの自然災害への備えを重視し、家族の命と財産を確実に守れる家を求める方におすすめです。また、交通量の多いエリアや住宅密集地に家を建てる場合、高い防音性能によって静かな暮らしを手に入れたい方にも適しています。
将来設計の観点からは、長期間にわたって住み続ける予定の方や、家を資産として残したいと考えている方に最適です。
そのため、鉄筋コンクリート造は重厚感やデザイン性のある外観を好み、高級志向の住宅を目指す方や、将来的に賃貸や売却も視野に入れ、耐久性と資産価値の高さを重視する方にとって、最良の選択となるでしょう。
木造住宅が向いている人の特徴

木造住宅は、建築費用を抑えてマイホームを建てたい方に向いています。また、間取りやデザインの自由度が高いため、自分好みにカスタマイズを楽しみたい方や、将来的にリフォームや増築を計画している方にもおすすめです。
環境面では、自然素材を好み、木の温もりに包まれた空間で暮らしたい方に適しています。さらに、建物が軽量であるため、地盤が弱い土地や狭小地など、条件付きの敷地に家を建てる場合でも、地盤改良費などのコストを抑えながら建築が可能です。
移住支援金制度について

沖縄県が提供している移住支援金制度は、東京圏から沖縄県の特定の市町村(令和7年度は伊江村、国頭村、本部町)に移り住む人を応援する制度です。
これは、東京23区に住んでいるか通勤している人が、沖縄で条件に合う仕事に就いたり、自分で会社を始めたりするともらえるお金のことです。
もらえる金額は、一人暮らしなら60万円、家族となら100万円で、18歳未満の子どもがいる場合は、一人につき最大100万円が追加でもらえます。
この制度を利用するには、いくつかの条件を満たす必要がありますが、将来的に沖縄で暮らしたい中学生やその家族にとって、経済的な助けになる制度です。
移住支援金をもっと知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
参考:【東京圏から移住をお考えの皆様へ】移住支援金制度のご案内
鉄筋と木造のどちらが良いかお悩みなら「クレバリーホーム」にご相談ください

本記事では、鉄筋コンクリート造(RC造)と木造住宅の違いについて、5つの重要な比較ポイントやそれぞれのメリット・デメリットを徹底的に解説しました。
あわせて、それぞれの構造がどのような方に向いているのかや、長く安心して暮らすために必要な台風・シロアリへの対策、お得な移住支援金制度まで、家づくりに役立つ情報を幅広く紹介しました。
住宅の構造選びは、住まいの快適性や資産価値を左右する大きな決断です。そのため、以下のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
「鉄筋と木造、結局どちらが自分たちのライフスタイルに合っているのか分からない」
「災害に強い家を建てたいが、予算内で実現できるか不安」
「専門的な視点で、自分たちに最適なプランを提案してほしい」
もし少しでも迷いがあるなら、ぜひ「クレバリーホーム」にご相談ください。