Column 家づくりコラム
沖縄の家はここが違う!特徴と家を建てるときに重視するべき3つのポイント
沖縄の家はここが違う!特徴と家を建てるときに重視するべき3つのポイント
2025.11.20
「本土と沖縄で住宅仕様はどう違うの?」
「沖縄の住宅で絶対に外せない性能が知りたい」
沖縄は台風や塩害、湿気など独特の気候条件があるため、本土と同じ仕様で家を建てると、住み始めてからトラブルに悩まされる可能性があります。長く快適に暮らすためには、沖縄の環境に適した家づくりが欠かせません。
本記事では、沖縄の家と本土の家の違いや、建築時に重視すべきポイントを詳しく解説します。沖縄で家を建てる具体的なイメージができるので、ぜひ参考にしてください。
クレバリーホームは、沖縄の気候風土に合わせた快適な住まいをご提案しています。長くきれいに保つ家づくりができるので、持ち家を検討している方はお気軽にご相談ください。
沖縄と本土の家の違い3選

沖縄と本土の家の違いは、次の3つです。
- 台風や塩害を考慮した素材を使っている
- 湿気やカビに強い構造になっている
- シーサーやヒンプンを取り入れている
それぞれについて、詳しく解説します。
台風や塩害を考慮した素材を使っている
沖縄は台風の勢力が強く飛来物が多いため、外壁や屋根材には高い強度と耐衝撃性が求められます。
大きな特徴は、本土と施工基準が異なり、鉄筋量やコンクリートの厚みを強化している点です。基準を満たした素材を選ばないと、強風による破損や劣化が早まる恐れがあります。
また、海からの風による塩害が日常的に発生するため、金属部分の防錆処理や耐塩害サッシの採用が欠かせません。
特に窓やドアなどの開口部はサビやすいため、樹脂製やアルミ樹脂複合サッシなど、塩分に強い素材を選ぶケースが多く見られます。家全体を守るために、素材選びの段階から厳しい基準で設計されています。
湿気やカビに強い構造になっている
沖縄は年間を通して湿度が高く、壁内結露が発生しやすいため、通気層の確保や防湿シートの施工が重要視されます。
壁の中で結露が起きると、カビの原因になるだけでなく、建物の構造自体を腐らせてしまうリスクがあります。そのため水回りや寝室、クローゼットなど湿気がこもりやすい場所は、本土より高度な換気計画が必要です。
さらに、湿気を好むシロアリの発生率も高いため、土台や柱などには入念な防蟻処理が必須です。構造材選びも慎重に行う必要があり、湿気とシロアリの対策をした構造がスタンダードとなっています。
関連記事:沖縄の湿気とカビに悩まない!快適に過ごすためのカビ対策10選
シーサーやヒンプンを取り入れている
沖縄の伝統文化として、屋根や門柱に魔除けのシーサーが設置されることが多く、住宅の象徴となっています。
また「ヒンプン(目隠し)」と呼ばれる塀も特徴的です。ヒンプンは、道路からの視線を遮り、外から家の内部が見えないようにするプライバシー保護の役割を果たします。ほかにも、魔物の侵入を防ぐという伝統的な意味合いも持ち合わせているのが特徴です。
沖縄住宅の外観には、伝統建築の象徴である赤瓦や石垣文化と合わせて、地域固有の文化が息づいています。機能性だけでなく、沖縄らしい景観を守り、継承していく意匠が多くの住宅に取り入れられています。
関連記事:沖縄の家にシーサーは必要?
沖縄で建てるときに重視するべき3つのポイント

失敗しない家づくりのために、特に押さえておきたい要素が3つあります。
- RC造で作られているか
- 通気性が良い間取りになっているか
- 耐水性が高い素材が使われているか
ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
RC造で作られているか
沖縄は台風・塩害・湿気という過酷な環境を考えると、RC造(鉄筋コンクリート)が最も耐久性に優れています。
RC造は壁の厚みが大きく、飛来物が衝突しても建物へのダメージを最小限に抑えられます。暴風雨の中でも家族の安全を守りやすい構造といえるでしょう。
さらに、コンクリートは遮音性が高いため、防音性能にも優れています。基地周辺や幹線道路沿いなど騒音が気になるエリアでも、外部の音を遮断し、生活音のストレスを大幅に減らせる点が魅力です。
長く安心して住み続けるための土台として、家の構造は慎重に検討しましょう。次の記事では、沖縄で家を建てるときの構造について詳しく紹介しています。それぞれの特徴が分かるので、ぜひ参考にしてください。
沖縄に家を建てるなら木造?RC造?それぞれのメリットや注意点を解説
通気性が良い間取りになっているか
沖縄の住まいは湿度が高いため、風通しを確保して湿気を逃がす設計が必要です。
窓の位置や大きさを工夫し、家全体に風が抜ける間取りを作ると、室内の空気が循環しやすくなります。湿気が一箇所に留まるのを防ぎ、カビの発生リスクを下げられます。
また風が抜ける間取りは、冷房効率の向上にもつながり、光熱費削減にも役立つでしょう。
特にリビング・寝室・水回りは滞在時間が長く湿気が発生しやすいため、通気性が快適さを左右します。間取りの良し悪しが生活満足度に直結するため、設計段階で風の通り道をシミュレーションしましょう。
耐水性が高い素材が使われているか
沖縄は横殴りの強風雨が多いため、防水性の高い外壁材・屋根材を使用しないと、雨漏りリスクが高まります。
特に台風などの強い風圧を伴う雨は、わずかな隙間からでも侵入してきます。そのため、外壁は塗膜が厚く、継ぎ目の少ない素材が理想です。
同時に、サッシ周りのシーリング(コーキング)性能も高い耐久性が求められます。
また、平らな屋根が多い沖縄では、屋上防水の施工精度も重要です。防水層の厚みなど、本土より厳しい基準を満たしているか確認しましょう。
雨水の侵入は建物の寿命を縮める最大の要因となるため、防水性能には妥協してはいけません。
沖縄に家を建てる場合のハウスメーカーの選び方

多くの会社の中から、信頼できる依頼先を見つけるための基準は次の2つです。
- RC造・木造どちらにも対応できる会社を選ぶ
- 沖縄の気候に合わせた住宅性能が標準で備わっている会社を選ぶ
ここでは、それぞれについて詳しく解説します。
RC造・木造どちらにも対応できる会社を選ぶ
沖縄ではRC造が優勢ですが、近年は技術の進歩により木造住宅も増えているため、両方の構造を比較できる会社のほうが失敗が少なくなります。
いずれかの構造しか扱わないメーカーは、自社の得意な構造に提案内容が偏りがちです。そのため、住む地域や家族構成を踏まえたベストな判断がしにくくなる場合があります。
RC造・木造それぞれの長所短所、建築コスト・光熱費・メンテナンス費用などを客観的に比較し、総合的な提案ができる会社であれば安心です。長期的にも満足度の高い家づくりができるでしょう。
沖縄の気候に合わせた住宅性能が標準で備わっている会社を選ぶ
沖縄仕様が標準装備かどうかは重要です。耐風圧サッシや耐塩害外壁、屋上防水などがオプション扱いの会社はコストが高くなるため、依頼を控えましょう。
湿気・カビ対策や断熱性能が十分でないと、住み始めてから結露やカビが発生し、長期的な健康被害や修繕費用の増加につながるリスクがあります。標準仕様で対策が含まれていれば、追加費用の心配がありません。
本土仕様のまま沖縄で建ててしまうと、強風・湿気・塩害への耐性が不足し、短期間で劣化する可能性が高いでふ。見積もりを取る際は、沖縄の過酷な環境に耐えられる性能が基本プランに含まれているか、必ずチェックしてください。
沖縄へ移住するなら移住支援金制度の活用がおすすめ

沖縄県が提供している移住支援金制度は、東京圏から沖縄県の特定の市町村に移り住む人を応援する制度です。令和7年度は伊江村や国頭村、本部町などが該当しています。
東京23区に住んでいるか、または通勤している人が対象で、沖縄で条件に合う仕事に就いたり、自分で会社を始めたりするとお金がもらえます。
支給額の目安は以下の通りです。
- 単身での移住の場合:60万円
- 2人以上の世帯での移住の場合:100万円
さらに、18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は、18歳未満の子供一人につき最大100万円が加算されます。移住には引っ越しや住居の確保など多額の費用がかかるため、制度を活用することで経済的な負担を軽減できます。
沖縄で家を建てたいなら「クレバリーホーム」へご相談ください

沖縄での家づくりは、台風や塩害、湿気など特有の環境への対策が最優先です。RC造の検討や、通気性の確保、防水対策を徹底することで、長く安心して暮らせる住まいが実現します。
クレバリーホームでは、沖縄の厳しい気候風土を熟知した家づくりを行っています。外壁タイルなどの高耐久素材や、台風に負けない強い構造で、あなたの理想の住まいを形にします。
沖縄で家を建てたいなら「クレバリーホーム」へご相談ください。