Column 家づくりコラム
沖縄で平屋を1000万円以下で建てることは可能?リアルな費用と注意点5つを紹介
沖縄で平屋を1000万円以下で建てることは可能?リアルな費用と注意点5つを紹介
2025.10.22

「沖縄で平屋を建てたいけれど、1000万円以下で本当に実現できる?」
「もし1000万円以下に抑える場合、何に気をつければいい?」
結論からいうと、条件次第で1000万円以下の平屋建築は不可能ではありません。ただし、沖縄特有の事情や、価格に含まれる費用範囲を正しく理解しておく必要があります。
この記事では、沖縄で1000万円以下の平屋を建てる場合のリアルな費用相場、具体的な間取りの例、そして後悔しないために知っておくべき5つの注意点を詳しく解説します。
沖縄で理想の平屋を建てたいとお考えなら、ぜひ「クレバリーホーム」へご相談ください。
沖縄で1000万円以下の平屋は建てられる?

国税庁が公表している「地域別・構造別の工事費用表(1㎡当たり)」によると、沖縄県の木造住宅の1平方メートルあたりの単価は約18万円です。
この単価を基に計算すると、建物本体(木造)のみであれば、16坪(約55平方メートル)程度の小規模な平屋は1000万円以下でも実現できる計算になります。
しかし、家を建てる際には建物本体の費用だけでは足りません。土地代や、外構・給排水工事などの付帯工事費、登記費用といった諸費用が別途必要です。これらを含めた「総額」は、1300万円前後になることが多い点に注意しなくてはいけません。
もし総額を抑えたい場合は、木造建築を選んだり、あらかじめ仕様が決められた規格住宅(セミオーダー型)を採用したりする方法が有効です。コストを抑えつつ、高品質な施工も期待できます。
さらにコストダウンを図る工夫として、以下の方法も考えられます。
- 設備や間取りをできるだけシンプルにする
- 外構や内装の一部を自分たちでDIYする
これらの工夫を取り入れることで、予算に近づけることが可能です。
沖縄で平屋を建てる場合の相場

沖縄で平屋を建てる場合、実際どのくらいの費用がかかるのでしょうか。具体的な相場を知ることで、現実的な予算計画が見えてきます。ここでは、以下の2つのケースに分けて、沖縄での平屋建築の相場を解説します。
- 新築の平均費用
- リフォームの平均費用
それぞれ詳しく見ていきましょう。
次の記事では、沖縄での注文住宅の費用相場や、予算オーバーを防ぐための進め方について紹介しています。家を建てるイメージがつきやすくなるので、ぜひ参考にしてください。「沖縄で注文住宅の費用相場を解説!予算オーバーにならない注文住宅の進め方」
新築の平均費用
沖縄県における木造住宅の1平方メートルあたりの工事費単価は、約18万円です。仮に20坪(約66平方メートル)の小規模な平屋を建てると、建物本体の工事費は約1188万円となり、1000万円を少し超えます。
ただし、これはあくまで平均であり、プレハブ住宅や規格住宅(セミオーダー型)を採用したり、間取りを極力シンプルにしたりすれば、建物本体価格を1000万円以下に抑えることは可能です。
注意したいのは、家を建てる際には「建物本体価格」のほかに外構や給排水工事などの「付帯工事費」や登記費用、ローン手数料などの「諸費用」そして土地代が別途かかる点です。すべてを含めた総額では、1000万円を超えるケースが多くあります。
沖縄では塩害や台風への対策が必須であり、そのための建材費や工事費が内地よりも少し高くなる傾向も考慮しましょう。
リフォームの平均費用
新築ではなく、中古の戸建て住宅を購入して平屋に改装する方法もあります。既存の住宅をリフォームする場合、費用相場は500万円から1000万円前後です。
ただし、リフォーム費用は、元の建物の築年数や構造の劣化具合、新しく導入する設備のグレードによって大きく変動します。
例えば、間取りの大幅な変更や、キッチン・浴室・トイレなどの水回りをすべて最新のものに入れ替えるような全面改修(フルリノベーション)を行うと、費用は1000万円を超える場合が多くなります。
どの程度の改修を行うかによって費用は変わるため、まずはリフォーム会社に見積もりを依頼し、予算内でどこまで実現可能か相談してみましょう。
1000万円以下で平屋を建てる場合の間取り2選

予算1000万円以下で平屋を建てる場合、床面積を抑えたコンパクトな設計が中心になります。ここでは、具体的な間取りの例として、2つのプランを紹介します。
- 2LDK/20坪前後のコンパクトプラン
- 3LDK/25坪程度のファミリー向けプラン
それぞれの特徴を見ていきましょう。
2LDK/20坪前後のコンパクトプラン
20坪前後の広さは、夫婦二人暮らしや単身者に適したコンパクトなサイズです。2LDKの間取りであれば、寝室のほかに趣味の部屋や書斎を持つこともできます。
コストを抑えるため、システムキッチンやユニットバスなどの水回りの設備は、標準仕様の製品を選ぶのが基本です。外壁には、初期費用が比較的安価でメンテナンス性にも優れたサイディングやガルバリウム鋼板などがよく使用されます。
沖縄の暮らしでは断熱性能も重要です。予算を抑えつつも、一般的なZEH水準の断熱性能を確保できるか、建築会社に確認しましょう。性能を高める場合、追加の費用がかかることもあります。
3LDK/25坪程度のファミリー向けプラン
26坪程度の広さがあれば、子ども部屋を2室設けた3LDKの間取りも実現可能です。家族が集まるリビング・ダイニング・キッチンを広めに確保し、居心地の良い空間づくりを意識します。
家事のしやすさも平屋の魅力です。玄関からリビング、そしてキッチン・洗面所・浴室への動線を直線的に配置すると、日々の家事負担が軽くなります。
平屋は天井が低くなりがちで圧迫感が出やすい側面もありますが、リビングに吹き抜けや天井近くの高い位置にある窓を取り入れる工夫で、開放感のある明るい空間をつくれます。

限られた予算で理想の平屋を建てるためには、知っておくべき注意点が5つあります。
- 広告価格に惑わされず「総額」で比較する
- 台風・塩害・湿気対策を徹底する
- 土地選びと地盤状況を事前に確認する
- 住宅性能とコストのバランスを見極める
- アフターサポートの内容を確認する
沖縄という土地柄も踏まえた、重要なポイントを解説します。
広告価格に惑わされず「総額」で比較する
住宅のチラシやウェブ広告に記載されている「本体価格」や「坪単価」は、多くの場合、建物そのものの基本的な費用しか指していません。
実際の家づくりでは、屋外の給排水工事・電気配線工事・付帯工事費・登記費用・地盤改良の費用などが必ず発生します。
最終的に支払うのは、すべてを合計した「総額」です。広告の価格だけを見て判断せず、複数の会社から「総額」での見積もりを取り寄せ、その内訳を細かく比較することが重要です。何が標準仕様で、何が追加費用になるのか、しっかり確認しましょう。
台風・塩害・湿気対策を徹底する
沖縄で家を建てるなら、台風、塩害、湿気への対策は必須です。対策を怠ると、家の寿命を縮め、将来的に高い修繕費がかかる原因になります。
台風に備えるため、屋根の形状や軒(のき)の出し方、風に強い壁材や窓の選択が重要です。
また、沿岸部でなくても塩害のリスクはあるため、外壁の金具や釘には錆びにくいステンレス製のものを使ったり、外壁材にガルバリウム鋼板を選んだりする対策が求められます。
さらに高温多湿な気候に対応するため、家全体の通気経路を確保し、壁内部の結露を防ぐための丁寧な断熱施工が欠かせません。初期費用を抑えても、対策費用は削らないようにしましょう。
土地選びと地盤状況を事前に確認する
1000万円以下で家を建てる場合、土地代をいかに抑えるかもポイントです。しかし、価格の安さだけで土地を選ぶのは危険です。
例えば、海沿いや傾斜地は地盤が軟弱である可能性があり、強固な基礎をつくるための「地盤改良工事」に高額な費用がかかる場合があります。また、埋立地や過去に田畑だった土地は、地盤沈下や排水の問題が発生しやすく、将来的な維持費がかさむリスクがあります。
土地を購入する前には、可能な限り地盤調査を行い、結果に基づいて地盤改良費がいくらかかるのか、工務店に相談しましょう。地盤改良費を含めた見積もりで判断することが、失敗を防ぐポイントです。
住宅性能とコストのバランスを見極める
建築費用を抑えようとして、断熱材のグレードを下げたり、窓の性能を妥協したりすると、住み始めてからの光熱費が高くついてしまいます。
特に沖縄では、夏の強い日差しを遮り、室内の熱気を逃がすための高い断熱性・気密性が大切です。初期コストを少し多めに支払ってでも、ZEH基準や省エネ等級に対応した高性能な建材を選ぶほうが、長期的なランニングコストを抑えられます。
「初期コストを下げすぎない」ことが、最終的にトータルコストを抑えることにつながります。住宅性能とコストのバランスをしっかりと見極めましょう。
アフターサポートの内容を確認する
家は建てて終わりではありません。長く安心して住み続けるためには、建築会社のアフターサポート体制が充実しているかどうかが重要です。
特にローコスト住宅を検討する場合でも「構造部分の保証」「雨漏りを防ぐ防水保証」「シロアリ保証」などの基本的な保証期間は必ず確認しましょう。
沖縄では、台風が通過した後に不具合が発生することも考えられます。そのような時に、迅速に対応してくれる地元工務店や、定期点検の制度が整っている会社を選ぶと安心です。保証の延長制度があるかどうかも、10年後、20年後の安心感を左右するポイントになります。

もし沖縄県外から移住して平屋を建てる計画があるなら、県の移住支援制度を活用してみてください。
沖縄県では、東京23区(在住者又は通勤者)から沖縄県の特定の市町村に移り住む人々を応援するための支援金制度を用意しています。令和7年度の対象市町村は、伊江村・国頭村・本部町です。
この制度は、東京23区に住んでいるか、首都圏から23区に通勤している人が、沖縄県へ移住し、条件に合う仕事に就いたり、自分で会社を始めたりする場合に支援金が支給されています。
支給額は、2人以上の世帯の場合は100万円、単身の場合は60万円です。さらに、18歳未満の子どもと一緒に移住する場合、子ども一人につき最大100万円が加算されます。条件に当てはまるか、一度確認して見てください。
沖縄で平屋を建てたいなら「クレバリーホーム」へご相談ください

沖縄で平家を建てる場合、条件や工夫次第で1000万円以下も不可能ではありません。しかし、そのためには建物本体価格だけでなく、付帯工事費や諸費用を含めた「総額」で資金計画を立てること、そして沖縄の厳しい自然環境に耐えうる住宅性能を確保することが不可欠です。
「自分たちの予算で、どこまで理想の平屋を実現できるのか知りたい」
「土地探しや沖縄特有の注意点について、もっと具体的に相談したい」
沖縄で平屋建築を検討しているなら、ぜひ一度「クレバリーホーム」へご相談ください。
クレバリーホームは、品質の高い住まいをお届けするハウスメーカーとして、お客様一人ひとりのご予算やご要望に寄り添ったプランをご提案します。また資金計画から設計、アフターサポートまで、理想の平屋づくりを全力でサポートします。