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【2025年度最新版】沖縄の住みやすい街ランキング|子育て、移住、単身向けエリア
【2025年度最新版】沖縄の住みやすい街ランキング|子育て、移住、単身向けエリア
2025.09.03
沖縄は日本の中でも屈指の観光地で、毎年多くの観光客が足を運んできます。国内外の観光客が訪れるので、経済効果も多いです。
また、沖縄は1年を通して温暖な気候なので移住を検討している方や、テレワークの普及で単身赴任する方も増えています。
今回は沖縄に移住や単身赴任しようと検討している方向けに、沖縄の住みやすい街をご紹介します。また、子育て、移住、単身向けのエリアも解説しているので、参考にしてください。
クレバリーホームでは、沖縄に移住したい方にとってうれしい移住コンシェルジュが常駐しており、お客様の移住をサポートしてくれます。沖縄への移住をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
沖縄の住みやすい街ランキングTOP3

2025年度最新版の住みやすい街のTOP3をご紹介します。
- 中頭郡北谷町
- 中頭郡中城村
- 島尻郡南風原町
このランキングは、大東建託株式会社が行った居住満足度調査「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025<沖縄県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング 2025<沖縄県版>」から引用しています。
中頭郡北谷町
沖縄の住みやすい街第1位は、中頭郡北谷町(なかがみぐん ちゃたんちょう)です。この街は、7年連続で1位を獲得しています。沖縄本島の中部、西海岸に位置し那覇空港から車で約40分の街です。
この街には、映画館も備わっている大型商業施設の「美浜アメリカンビレッジ」、透明度の高い海でマリンスポーツもできる「サンセットビーチ」や「アラハビーチ」があります。
多くの人々が利用するので、親やすさや賑わいがあることが1位になった理由だと考えられます。また、総合病院や公立の小中学校も存在するため、生活環境が整っているのも一因でしょう。
中頭郡中城村
第2位は、中頭郡中城村(なかがみぐん なかぐすくそん)です。この街は3年連続で2位をキープしています。
この街は沖縄本島のほぼ中央に位置しています。中城村は交通の利便性と豊かな住環境が特徴的です。沖縄自動車道のICが近く、那覇市や沖縄市へスムーズに移動できます。
また、派手な観光地がないため落ち着いて静かに暮らしたい人にとって最適な街です。自然を感じたい方にとっても、世界遺産「中城城跡」や緑豊かな自然が存在しているのでおすすめです。
教育では国公立の琉球大学、子育て面では子ども医療費助成制度や、子育てサービスに使えるクーポン事業が支援策として用意されています。
島尻郡南風原町
第3位は、島尻郡南風原町(しまじりぐん はえばるちょう)です。この街は、沖縄本島南部のほぼ中央に位置しており、沖縄県内では唯一海に面していない内陸の街です。
この街は、那覇市に隣接しているので買い物やお出かけに便利です。また、沖縄自動車道も近いため、スムーズに移動ができます。
子育ての制度として、第2位の中城村と同じ子育て関連のクーポン事業と、南風原町独自の医療助成制度が備わっています。生活必需品は街内で調達できて、比較的落ち着いているので、都心へのアクセスがよい穏やかな街です。
沖縄の住みたい街ランキングTOP3

沖縄の住みたい街の上位3つをご紹介します。今回も大東建託株式会社の調査結果を踏まえて解説していきます。
- 那覇市
- 中頭郡北谷町
- 浦添市
このランキングを参考に、自分だったらどこに住みたいか考えてみましょう。
那覇市
沖縄の住みたい街第1位に輝いたのは、那覇市です。那覇市は、沖縄本島南部の西海岸に位置する、沖縄県の県庁所在地です。今回で、6年連続の1位です。
那覇市が1位に選ばれる理由は何といっても、交通の利便性が圧倒的です。那覇空港が市内にあり、沖縄都市モノレール(ゆいレール)や路線バスが充実しているため、車がなくても市内や主要な観光地へ移動しやすいです。
移動先では、国際通りや牧志公設市場、新都心など、場所によって異なる雰囲気を楽しめます。また、多くのイベントやお祭りも開催されており、年間を通して活気があります。
中頭郡北谷町
第2位にランクインしたのは、住みやすい街ランキングで第1位だった中頭郡北谷町です。
住みやすさが第1位で、住みたい街で第2位なので、見た目のおしゃれさや憧れだけでなく、実際に住んだときのギャップが少ないのだと分かります。住みやすさランキングの時に解説しましたが、「美浜アメリカンビレッジ」や「サンセットビーチ」に魅力を感じている印象です。
大型商業施設とマリンスポーツができるビーチが融合しているので、北谷町に住んでいる人は、リゾートライフを楽しめているでしょう。
また、住みたいと思っている人もこの街に住み始めたら、同じようにリゾートライフを楽しめるはずです。
浦添市
第3位は浦添市です。浦添市は、沖縄本島南部の西海岸に位置し、県庁所在地である那覇市に隣接しています。那覇市に近く、那覇空港からも比較的アクセスがよい立地です。
浦添市が「住みたい街」ランキングで3位になった理由は、その「ほどよい都会感」と「住環境のよさ」のバランスにあります。
浦添市は、那覇市のように商業施設やスーパー、病院が充実しており買い物に便利です。しかし、那覇市のような混雑がないため、スムーズに買い物を楽しむことができます。
また、沖縄都市モノレール「ゆいレール」が浦添市まで延伸しました。那覇空港や那覇市内へのアクセスが格段に向上したことで、車がなくても移動しやすい点が、今回の第3位という結果を生みました。
沖縄の目的別おすすめエリア3選

沖縄県の住みやすい街と住みたい街をランキング形式で紹介してきましたが、ここからは目的別のおすすめエリアをご紹介します。
- 子育てエリア
- 移住エリア
- 単身エリア
子育て、移住、単身エリアごとに何を重視するか変わってくるので、重視した項目を明確にして、詳しく解説します。
子育てエリア
沖縄県は2024年8月、出生率が49年連続全国1位を誇る子育て県です。
子育てするエリアとして、重視すべき点はエリア内の環境と、エリアのサポート制度だと考えられます。
住みやすい街で紹介した北谷町や中城村は、公園や緑が多くて子育てしやすい環境です。人口増加により2002年に村から市へ変わった豊見城市は、小学校が増えて子どもたちが暮らしやすい地域に発展しています。
子育てのサポート制度も充実しており、中でも中城村の「なかぐすくパパママ応援サービス利用クーポン事業」は、配食、家事代行、ベビーシッターを利用できる便利なサービスで、子育ての困りごとを解消してくれます。
移住エリア
「都道府県『幸福度』ランキング2024」によると、4年連続で沖縄県は1位を獲得しています。
移住する上で重視すべきことは、収入源の確保と住みやすさだと考えられます。上記の観点からすると、那覇市や那覇市に隣接している豊見城市、浦添市などです。
那覇市は、国際通りやゆいレールが通っているため、小御湯施設が豊富で利便性が高いです。そのため、働き口も多く、収入源の確保がしやすいでしょう。
豊見城市と浦添市は、県内で最初のアウトレットモールの登場や24時間営業のスーパーマーケットがあるので、生活環境が整っています。
単身エリア
単身赴任などの理由で沖縄へ向かう人におすすめのエリアは、那覇市がおすすめです。単身の人が重視するのは、通勤時間や経済状況だと考えられます。
働き口を探すにしても、県庁所在地である那覇市には企業が密集しているので仕事を探しやすく、市内にモノレールが通っているので、通勤に便利です。
また、沖縄は鉄道がないため車社会であり、移動に欠かせない乗り物です。しかし、単身赴任で沖縄にきて、車を維持するのは大変でしょう。
那覇市であればバスも走っているので移動に困らず、空港も近いため帰省や県外へのアクセスが非常に便利です。
住環境を慎重に検討すべき街

住みやすい街や住みたい街を紹介してきましたが、逆に住環境を慎重に検討すべき街はあるのでしょうか。
検討すべき一因として、沖縄には米軍基地があります。この基地があるからか、外国人の移住者が増えており治安が悪い印象を受けてしまいます。特に注意したい地域は、松山、久茂地、コザです。
松山と久茂地は那覇市にありますが、沖縄の歌舞伎町とも呼ばれており、黒服や酔っ払いが多く、1人や女性だけで歩くのは大変危険です。
コザは、アメリカ文化が残っておりスラム街のような場所も存在します。地元に詳しい人を連れていくことをおすすめします。住む場所を選ぶ時は、以上の地域から遠いところがよいでしょう。
移住支援金制度について

沖縄県が提供している移住支援金制度は、東京圏から沖縄県の特定の市町村(令和7年度は伊江村、国頭村、本部町)に移り住む人を応援するものです。
これは、東京23区に住んでいるか通勤している人が、沖縄で条件に合う仕事に就いたり、自分で会社を始めたりするともらえるお金のことです。
もらえる金額は、一人暮らしなら60万円、家族となら100万円で、18歳未満の子どもがいる場合は、一人につき最大100万円が追加でもらえます。
この制度を利用するには、いくつかの条件を満たす必要がありますが、将来的に沖縄で暮らしたい中学生やその家族にとって、経済的な助けになる制度です。移住支援金をもっと知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【東京圏から移住をお考えの皆様へ】移住支援金制度のご案内
まとめ|沖縄の住みやすい街に住宅を建てるならクレバリーホームがおすすめ
今回は沖縄の住みやすい街、住みたい街をランキング形式でご紹介しました。沖縄に移り住む時は、この記事を参考にしていただき、ご自身の目的に合う街に住むようにしましょう。
単身赴任や子育てしたい人に対して県から手厚いサポートが受けられるため、思い切って移住してしまうのもありかもしれません。
クレバリーホームでは、沖縄へ移住する方にとってうれしい、移住コンシェルジュが常駐しています。移住に関する相談や困り事などを解決に導くので、ぜひ一度ご相談いただければと思います。