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コンクリート住宅でもシロアリは発生する?原因や木造住宅との違い・3つの対策を解説
コンクリート住宅でもシロアリは発生する?原因や木造住宅との違い・3つの対策を解説
2026.03.10
シロアリはコンクリートを食べる生き物ではありませんが、コンクリート住宅でもシロアリ被害は起こります。
建物の構造に関わらず、わずかな隙間から侵入して内部の木材を食い荒らすため、日々の対策や点検が欠かせません。
今回は、コンクリート住宅でシロアリ被害が発生する原因や、具体的な対策方法を詳しく解説します。※
コンクリート住宅へのシロアリ被害が心配なら、クレバリーホームにご相談ください。家づくりの相談は、以下のリンクからお問い合わせ窓口をご活用いただけます。
目次
コンクリート住宅でもシロアリ被害は起こる?

シロアリはコンクリートを食べない生き物ですが、コンクリートの床下であっても、実際に木材が食害されている住宅は多く確認されています。
シロアリは硬いコンクリートを直接破壊するよりも、ひび割れなどの弱い部分から侵入して建物内部へ進む習性をもつためです。建物の構造がコンクリートであっても、内部に木材があれば被害が発生する可能性があります。
住宅の構造や築年数に関係なく、シロアリ被害の発生リスクは常に伴います。日頃から建物の周りを点検し、予防に努める姿勢が大切です。
構造体が頑丈だからと安心せず、床下や壁の内部に目を向けて定期的なメンテナンスを行い、大切な住まいを長持ちさせましょう。
コンクリート住宅でシロアリ被害が発生する原因とは

被害を防ぐためには、なぜ発生するのか理由を確認し、対策することが重要になります。
コンクリート住宅でシロアリ被害が発生する主な原因は、次のとおりです。
- 基礎や配管まわりの隙間から侵入する
- 床下や壁の内部に木材が使われている
- 湿気が多い環境はシロアリが発生しやすい
それぞれの原因について、詳しく解説します。
基礎や配管まわりの隙間から侵入する
基礎のひび割れやわずかな隙間は、シロアリの侵入経路になる場合があります。配管や配線の貫通部分など、コンクリートに穴が開いている場所から侵入するケースも少なくありません。
施工時にできる細かな隙間から、床下に侵入するケースもあります。コンクリートの下の地面にシロアリが生息している場合、わずかな隙間を通って建物内へ進むのです。
外周の基礎部分に隙間がないか、定期的に目で見て確認する習慣をつけましょう。
床下や壁の内部に木材が使われている
住宅の構造がコンクリートでも、床下や内装には木材が使われている場合が多くあります。シロアリは木材を主なエサとする生き物であり、コンクリート住宅内部の木材部分は食害の対象です。
床下の土台や内装材などが食害される結果、住宅全体の被害が広がる場合があります。見えない部分に木材が存在する事実を認識し、室内だけでなく床下や壁の内側にも気を配る姿勢が大切です。
湿気が多い環境はシロアリが発生しやすい
シロアリは乾燥に弱く、湿度が高い環境を好む生き物です。床下の通気が悪く湿度が高い状態が続くと、シロアリが発生しやすくなります。
水回りの漏水や床下の湿気が多い住宅では、被害のリスクが高まるため注意が必要です。湿度が高い場所はシロアリにとって活動しやすい環境になりやすいため、換気を徹底して湿気をためない工夫を実践しましょう。
床下換気扇を設置するなどの対策を取り入れるのもおすすめの手段です。
RC(鉄筋コンクリート)住宅と木造住宅のシロアリ被害の違い

建物の構造によって、被害の広がり方や対策の考え方が大きく異なります。
RC住宅と木造住宅のシロアリ被害の違いは、主に次のとおりです。
- RC住宅でも内部の木材部分は被害を受ける
- 木造住宅は適切な防蟻処理で被害を防ぎやすい
それぞれの構造による違いを詳しく解説します。
木造住宅とRC造の違いをより詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
関連記事:木造住宅とRC造を徹底比較|それぞれのメリットや沖縄で住宅を建てる5つのポイントとは
RC住宅でも内部の木材部分は被害を受ける
RC住宅でも、床下や内装などに木材が使われている場合が多いです。
シロアリはコンクリートではなく木材を食害するため、内部の木材が被害を受けます。結果として、コンクリート住宅でも木材部分を通じて被害が広がる可能性があります。
構造体が頑丈でも、内装の柱や床板がボロボロになる危険性を理解し、油断せずに予防策を講じましょう。表面的な頑丈さにとらわれず、内部の木材を守る意識をもつ必要があります。
木造住宅は適切な防蟻処理で被害を防ぎやすい
シロアリ被害は建物の構造に関係なく発生する可能性があります。あらゆる住宅において、防蟻処理や予防工事を行う手順が重要です。
木造住宅の場合は、薬剤による防除や定期的な点検を行う方法で被害を防ぐ対策が必要です。床下全体に薬剤を散布しやすいため、計画的なメンテナンスを行えば建物を長く守り続けられます。
定期的な点検スケジュールを立て、専門業者のサポートを受けながら安全な環境を維持しましょう。
なお、クレバリーホームの住宅はターミダンシートという特殊な防蟻シートで、シロアリが地面から侵入できないようにガードしております。
沖縄の住宅は特にシロアリに注意しなければならない

気候条件によって、シロアリの活動の活発さは大きく変わります。
- シロアリが繁殖しやすい温暖な気候
- 湿気が多い地域ではシロアリ対策が重要
- 台風による湿気や住宅ダメージにも注意
ここでは、沖縄のシロアリ被害について解説します。
沖縄の環境に合わせた対策を知りたい方は、以下の記事もご確認ください。
関連記事:沖縄はシロアリ被害が多い?被害を未然に防ぐコツ5選!
シロアリが繁殖しやすい温暖な気候
シロアリは温かく湿った環境を好む生き物です。気温が高く湿度が高い地域では、活動が活発になりやすい特徴をもちます。
温暖な地域では住宅のシロアリ対策が極めて重要になります。年間を通して気温が高い沖縄県では、一年中シロアリが活動できる環境が整っているため、本土以上の警戒が欠かせません。
季節を問わず常に被害のリスクがあると考え、毎日の生活の中で少しでも異常を感じたらすぐに対処する姿勢が求められます。
湿気が多い地域ではシロアリ対策が重要
湿度の高い床下環境は、シロアリが生息しやすい条件になります。通気が悪い床下は湿度が上がりやすく、被害のリスクが高まる箇所です。
年間を通して降水量が多く湿気を帯びやすい沖縄では、特に念入りな対策が求められます。湿気対策や床下の換気を行うと、環境改善につながります。
除湿剤を配置したり、床下換気扇を稼働させたりして、常に乾燥した状態を保つよう心がけましょう。
台風による湿気や住宅ダメージにも注意
台風の雨風によって建物にひび割れが生じると、シロアリの侵入経路になる可能性があります。基礎や配管まわりの隙間から侵入するケースが多いため、住宅の状態を定期的に点検する作業が重要です。
強風や大雨の後は、外壁や基礎部分に新しいダメージがないか入念にチェックしましょう。発見が遅れると被害が拡大するため、早めの修繕が欠かせません。
沖縄の家で行う台風対策についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
関連記事:沖縄の家で台風対策するためには?対策方法を詳しく紹介
RC(鉄筋コンクリート)・木造住宅のどちらでもできるシロアリ対策とは

構造を問わず、どの住宅でも実践できる予防策が存在します。
コンクリート住宅と木造住宅のどちらでもできるシロアリ対策は、主に次のとおりです。
- 基礎や配管周辺の隙間を点検する
- 湿気対策を行い床下環境を整える
- 定期的なシロアリ点検・防蟻処理を行う
それぞれの対策を詳しく解説します。
関連記事:沖縄の木造住宅にできる4つのシロアリ対策|シロアリがいるサインも紹介
基礎や配管周辺の隙間を点検する
基礎のひび割れや隙間はシロアリの侵入経路になります。配管や配線の貫通部分から侵入する場合もあるため、住宅の外周や基礎部分の状態を定期的に確認する習慣が大切です。
たとえば、基礎の表面に幅0.3ミリ以上のひび割れがないか、配管の周りにコンクリートとの隙間がないかをチェックします。床下換気口の周辺に土のトンネルがないかも合わせて確認しましょう。
目視で異常を見つけた場合は、早めに専門の業者へ相談してください。
湿気対策を行い床下環境を整える
シロアリは湿気の多い環境を好みます。床下の通気が悪いと湿度が高くなり、シロアリが発生しやすい状況を作り出します。
換気や湿度管理を行い、シロアリの発生を防ぎやすい環境を作りましょう。家の周りに物を置いて風通しを遮らないようにする工夫が有効です。
日陰になりやすい北側の壁際などは、特に念入りに換気を促しましょう。不要なダンボールや木材を家の周りに放置しない配慮も、シロアリを遠ざけるための重要なアプローチになります。
定期的なシロアリ点検・防蟻処理を行う
住宅のシロアリ対策には、専門家による定期的な点検が重要です。予防や駆除を含めた防除工事が行われる場合が多くあります。
薬剤の効果は時間とともに低下するため、しばらくしてから再処理が必要です。新築時に防蟻処理を行った場合でも、5年を目安に再度点検と薬剤の散布を依頼すると、建物を安全な状態に保てます。
保証期間が切れる前に業者へ連絡し、建物の健康状態をプロの目で確認してもらう仕組みを整えておきましょう。
コンクリート住宅のシロアリ被害に関するよくある質問

最後に、コンクリート住宅のシロアリ被害に関するよくある質問を整理しました。
- シロアリはコンクリートを食べますか?
- シロアリ被害を早く見つける方法はありますか?
疑問を解決した上で、シロアリ対策を行う際に役立ててください。
シロアリはコンクリートを食べますか?
シロアリはコンクリートをエサとして食べる生き物ではありません。主なエサは、木材などのセルロースを含む素材です。
ただし、コンクリートの隙間やひび割れから侵入する可能性はあります。建物内部に木材がある場合は被害が発生する可能性があるため、油断は禁物です。
基礎部分のひび割れは放置せず、見つけ次第補修する手順が被害予防につながります。コンクリートだからと安心せず、侵入経路を塞ぐ意識をもちましょう。
シロアリ被害を早く見つける方法はありますか?
早期発見のためには、床下や基礎部分にひび割れや隙間がないか定期的に確認する作業が必要です。木材部分に異常がないかチェックする習慣も大切になります。
壁や床を叩いたときに空洞のような軽い音がしたり、床が不自然にへこんだりする場合は、すでに内部が食害されている可能性があります。羽アリが室内で見つかった場合も危険なサインです。
少しでも異変を感じたら、被害が拡大する前に専門の調査を依頼しましょう。
移住支援金制度について

沖縄県が提供している移住支援金制度は、東京圏から沖縄県の特定の市町村に移り住む人を応援する制度です。令和7年度は伊江村、国頭村、本部町が対象に指定されています。
東京23区に住んでいるか通勤している人が、沖縄で条件に合う仕事に就いたり、自分で会社を始めたりするともらえるお金を指します。
もらえる金額は一人暮らしなら60万円、家族となら100万円です。18歳未満の子どもがいる場合は、一人につき最大100万円が追加でもらえます。
制度を利用するにはいくつかの条件を満たす必要があります。将来的に沖縄で暮らしたい中学生やその家族にとって、経済的な助けになる制度です。
移住支援金をもっと知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
コンクリート住宅へのシロアリ被害が心配ならクレバリーホームにご相談ください

コンクリート住宅でもシロアリ被害は発生する可能性があり、基礎の隙間や配管まわりなどから侵入するケースがあります。
RC住宅でも内部の木材部分は被害を受けることがあるため、住宅の構造に関係なく湿気対策や定期点検などの予防が重要です。
シロアリ対策は床下環境の管理や防蟻処理などを継続して行う姿勢が大切であり、不安がある場合は専門業者への相談が安心につながるでしょう。
コンクリート住宅へのシロアリ被害が心配なら、クレバリーホームにご相談ください。家づくりやメンテナンスに関する疑問や不安は、プロに相談して解消しましょう。